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根管治療は「歯の神経」の治療です
虫歯や歯冠破折(歯ぎしりなどにより歯が割れること)などにより歯の神経が唾液にさらされることで歯の神経は細菌感染を起こします。感染に対する処置(虫歯の治療や根管治療)が不適切だと、歯の神経の感染は根尖周囲組織(歯の根の周囲の組織)まで細菌感染を広げ、新たに「根尖性歯周炎」という病気を引き起こします。精度の高い根管治療(精密根管治療)や歯髄保存療法を行うことで将来的な根尖性歯周炎を予防することが可能です。
再び根管治療を行う場合は歯根端切除術という外科的なアプローチを行う事もあります。
専門家による高い精度の根管治療が可能です
根管治療は、歯根部分の「根管」と呼ばれる細い枝状の管の内部から細菌を取り除き、充填剤で密封する治療法のことです。根管治療によって重度の虫歯でも歯を残すことができますが、処置が非常に細かく難易度が高いため、精度の低い処置を施すとかえって歯の寿命を縮めてしまうことになります。
「目白マリア歯科」には歯内療法の担当医が在籍しています。先端医療機器の活用と医師の豊富な経験により精度の高い根管治療を行うことができますので、安心してお任せください。
- 抜歯と言われたけれど、できるだけ歯を抜きたくない
- 他院で根管治療を断られてしまった
- 同じ歯の虫歯を何度も治療している
- 根管治療は通院回数が多く、時間がとれない
- 何年か前に治療した歯にまた痛みが出ている
このような症状やお悩みがある方で精密根管治療をご希望の方は、「精密根管治療 初回カウンセリング」をご予約ください。
「精密根管治療 初回カウンセリング」はこちらをご覧ください
大幅に向上した根管治療の成功率
Gorni F, Gagliani M (J Endod 2004)の報告によれば、コンセプトを守った環境下で行われた再根管治療の場合、成功率がもっとも高いケースは91.6%で平均は約70%とされています。当院の根管治療でもコンセプトを守り、熟練した技術と先端医療機器を駆使して同程度の成功率を実現しています。
他院で根管治療を受けたあとに「膿が出る」「歯が浮いた感じがする」といった歯の不調が続いている方、他院で「歯を抜かなければならない」と言われた方は、お気軽に当院へご相談ください。
根管治療には熟練した技術と先端医療機器が必要です
根管はとても細かく複雑に枝分かれしているため、完全に細菌を取り除くのは非常に難しいとされています。当院ではマイクロスコープ(歯科用顕微鏡)を用い、根管の内部までしっかり目で確認しながら処置を進めています。
従来の根管治療では、歯科医師個人の経験や勘に頼る部分が治療の成功率を大きく左右していました。しかし、処置のコンセプトを徹底して守り、熟練した技術と先端医療機器を組み合わせることで、大幅に成功率を向上させることが可能になっています。
さらに当院の根管治療は1~2回で治療が完了するため通院回数が少なく、患者様の負担を減らすことができます。従来の根管治療では1週間ごとの治療を何ヶ月かにわたって行うケースが一般的でしたが、当院ならほとんどの精密根管治療を1~2回で終了することができます。
取り組み 01マイクロスコープの使用
根管治療で大切なのは、根管の中に細菌を残さないことです。当院ではマイクロスコープを使って歯根の中をすみずみまで確認しながら、細菌を残らず除去する処置を行っています。
取り組み 02ラバーダムの使用
当院では根管治療の際、治療対象の歯の周囲を覆うゴムのシート「ラバーダム」と唾液を流入させないための「パテ」を使用します。さらに外科手術前のレベルでラバーダムと患歯全体を消毒してから治療を行います。
ラバーダムには、根管内に唾液を介して細菌が入るのを防ぐ役割があります。細菌が原因となる根尖性歯周炎は、微量の唾液による感染でも治癒不全を起こす可能性があり、注意が必要です。
取り組み 03衛生管理の徹底
当院ではヨーロッパの厳格な「クラスB」の基準をクリアした滅菌器を使用しています。すべての治療器具は必ず滅菌処理しており、根管に入れるファイルはディスポーザブル(使い捨て)のものを採用し、患者様間での細菌感染を防止しています。
「難症例」の外科的処置にも対応します
(歯根端切除術)
「目白マリア歯科」では、一般的な根管治療では対応できない「難症例」に対しても外科的処置を行うことが可能です。たとえば、感染の原因である歯根の先端部分を切断し、根の先から薬剤を詰める「歯根端切除術」や、いったん歯を抜き、お口の外で歯根の先端に処置を行ったうえで歯を元の位置に戻す「意図的再植」などがあります。どちらの治療も、根管内に潜む細菌を除去する目的で行うものです。
解剖学的な研究では「組織の毛細血管は根の先端3mmに約98%存在する」とされ、顕微鏡を使っても毛細血管の中に潜む細菌までは確認できず、取り残すケースがあります。そのため根の先端3mmを切除し、さらに超音波で根の先端方向から根管をきれいにしてからMTAで充填するという処置を行います。
従来の歯根端切除術ではマイクロスコープを使用せず、切断面をアマルガムという金属で封鎖する処置だったため成功率は高くありませんでした。しかし現在では、モダンテクニックを駆使することで成功率が格段に高くなっています。
Rubinstein RA, Kim S(J Endod. 2002)、Bjarte Grung, Olav Molven(JOE Vol.16, September 1990)によると、従来の歯根端切除術の成功率は20%程度でした。しかし、精度の高い再根管治療&モダンテクニックにより、今では90%以上の成功率が期待できるとしています。
まずは「精密根管治療 初回カウンセリング」をお受けください
目白マリア歯科の「精密根管治療 初回カウンセリング」では、 患者様の状況に合わせて、しっかり診査診断をし、 今の現状について、解決方法についてなどをお話しいたします。
「自分の歯をできるだけ残したい」「何か月も虫歯の治療をしているが良くならない」「他院で治療を断られた」「何年も前に治療した歯がまた痛む」など、お困りの事、症状がありましたら、まずは「精密根管治療 初回カウンセリング」をお受けください。
目白マリア歯科では、患者様との対話を大切にしております。ご不明な点や不安なことなどお気軽にお話しください。
精密根管治療 初回カウンセリングからの流れ
STEP01 カウンセリング予約
「精密根管治療初回カウンセリング」を
ご予約ください。 03-6908-2923 受付時間 診療日の10:00~18:00 Web診療予約
STEP02 初回カウンセリング
(約45分 ¥11,000(税込))
精密根管治療 初回カウンセリング
- ・レントゲンによる診断
- ・必要に応じてCT撮影(カウンセリング料に含む)
- ・治療についてのお話
- ・料金についてのご説明
- ・診断による病状の説明と、治療についてのお話
STEP03 精密根管治療(1回 約90分)
● 精密根管治療1回目
歯根破折を含めた顕微鏡下での診査、 根管内の洗浄、必要に応じて貼薬を行います。
● 精密根管治療2回目
再度洗浄し、根管内を緊密に封鎖した後、無菌的な状態で 土台をたたていきます(支台築造)。
症例(穿孔など)によっては3回目の治療が必要になる場合 があります。
ほぼすべての症例は1~2回で終了します。
STEP04 経過観察
治療終了
1〜3ヶ月後経過観察
12ヶ月後経過観察
24ヶ月後経過観察
24ヶ月間の経過観察中に、再発が確認された場合は、歯根 端切除術を保証内の金額(1本5.5万円~※税込)で行います。
治療後最低2年間はしっかりと経過観察を行います。
WEB予約フォーム、もしくはお電話にて「精密根管治療初回カウンセリング」を
ご予約ください。 03-6908-2923 受付時間 診療日の10:00~18:00 Web診療予約
根管治療費の目安
- 根管治療
- 13.2万円(税込)~
=
- 初回カウンセリング45分
- 1.1万円(税込)
+
- 根管治療(前歯)
- 12.1万円
ご注意事項
「精密根管治療 初回カウンセリング」のご予約は、日曜日以外で受け付けております。所要時間:約45分 料金:11,000円(税込)
お電話でご予約される場合は、必ず「精密根管治療初回 カウンセリング」を希望とお伝えください。
<治療のご予約について>
カウンセリング後、治療のご予約にはお預り金(前金として)33,000 円を頂戴しております。
患者様のご都合により治療をキャンセルされた場合は、お預かり金の返金は致しかねますのであらかじめご了承ください。